
自社の名前やサービス名を入れると、Googleサジェストに
ネガティブなキーワードが一緒に出てきてしまう。
「Googleサジェストを変えられたら」と思うことはないでしょうか?
Googleサジェストが、どのように決定されているのか。
メカニズムのヒントを知れば、解決につながるかもしれません。
ここでは、
- Googleサジェストの仕組みはどうなっているのか?
- Googleサジェストの操作は可能なのか?
- Googleサジェストの削除はどのように行うのか?
上記のような疑問にお答えしていきたいと思います。
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「Googleサジェスト」とは?
Googleサジェストとは、予想検索ワードのことです。
あるキーワードを入れた時に、Googleが自動で生成する関連キーワードを
「サジェスト」と言います。
サジェストは、そのキーワードと関連したものが上がってくるはずです。
しかし、中には不本意なキーワードが出てきてしまうことがあります。
では、サジェストの仕組みはどのように決めらているのでしょうか?
Googleサジェストで表示される、キーワードの決まり方
そもそもサジェストで表示されているキーワードは、どのように決定されていますでしょうか。
サジェストを決定している要素は、主に5つに分類されます。
Google本社が公開している情報をにまとめると、以下のような形になります。
①ユーザーが頻繁に入れるキーワード(検索の量が多い)
サジェストに入るキーワードは、需要が高いものです。
つまり、頻繁に検索されているものというのが、Google側の公式発表です。
特定のキーワードに、どんなキーワードを付け足して調べている人が多いのか。
GoogleのAIが判断しているということです。
単純に検索ボリュームが多いキーワードが入ってくることは間違いありません。
サジェストが決まる上で、Googleが一番参考にしているポイントだと言われています。
サジェストの順位も上から検索回数が多いキーワードがランキングで表示されています。
②関連記事からキーワードを抽出
ネット上にある媒体(ブログ記事やプラットフォームサイトなど)から、
キーワードを拾っていることも多いです。
ブログ記事やSNSなどで、どんなキーワードが使われているのか?
そのボリュームを計測しているパターンです。
例えば、「株式会社A」というキーワードのサジェストを決めるとき、
「株式会社Aは詐欺なのか?」「株式会社Aはブラック」という記事や投稿が多い。
そうすると、Googleは記事と関連付けて、
サジェストは「詐欺」や「ブラック」という単語がキーワードに入ってしまいます。
ネットにある大量にあるコンテンツから相対的に見て、
使われることが多いキーワードがサジェストに入ります。
③ユーザーの位置情報
最近では、ユーザーの位置情報を元にサジェストを出していることもあります。
そのほうが、ユーザーへの利便性が向上できるからだと考えられます。
Googleは、ユーザーの位置情報を把握して、地域に合ったサジェストを表示しています。
例えば、「焼肉屋」というキーワードを検索するとき、
- 東京の人が検索すれば「焼肉屋 東京」
- 広島の人が検索すれば「焼肉屋 広島」
というサジェストの結果になります。
※実際には、より範囲を絞ったエリアの検索結果が表示されます。
④ユーザー個人の志向と傾向
検索ボリュームが多いキーワードが出ることは間違いありません。
しかし、検索する人によってもサジェストに個性が出る場合もあります。
Googleアカウントに紐付けらた情報は、Chromeやアンドロイド端末を使って
あなたが何をしているか、どんなものが好きか、膨大なデータを収集しています。
Googleは、アカウントの検索履歴を常に計測しています。
つまり、ユーザー個人の趣味や嗜好からサジェストを変更することもあるということです。
例えば、レジャー施設に興味がある人なら「東京」と検索すると、
「BBQ」というワードが出てくる。
グルメ情報を頻繁に検索している人が、同様に「東京」と検索すると、
「グルメ」「居酒屋」というキーワードが出てくるという具合です。
家のPCと職場のPCで検索結果が変わるのは、このアルゴリズムがあるからです。
⑤季節・トレンドに関連するキーワード
Googleのサジェストは、さらに季節によっても変動します。
人は、季節によっても望むものが変わるからです。
例えば、夏に「旅行」と検索すると、キーワードとしては「海」「プール」「山」などがあります。
冬に「旅行」を検索すれば、今度は「温泉」「鍋」などがあります。
それも利便性の向上につながるというGoogleの考えもあるのでしょう。
また、最近では、急に検索回数が増えているトレンド性の高いものも
サジェスト入りすることもあります。
さらに詳しい説明は、以下の記事で解説しています。
Googleサジェストの操作はかなり難しい
現状、Googleによれば、先に挙げた5つの要素の中でも、
特に以下の3つが、サジェストを決定する上で重視されていると言われています。
- ユーザーの検索ボリューム
- ネット上のコンテンツからの関連
- ユーザーの検索位置
この要素を考えると、企業など“コンテンツを作る側”が
サジェストを操作するのは難しいと言わざるを得ません。
特に、1と3に関しては、コントロールができないところです。
ユーザーの検索位置や、キーワードを操作するのはまず無理です。
ネット上のコンテンツに関しても、自分たちのHPやブログだけならともかく、
大量にいろんなコンテンツがネットにはあります。
その相対評価なので、意図したキーワードをサジェストに出すのは不可能でしょう。
Googleサジェストの「サジェスト汚染」をセルフチェックしてみる
サジェストに表示されているキーワードが、
誹謗中傷や風評被害につながるものなら放置できません。
いわゆる「サジェスト汚染」と言われるものです。
自社や自社サービス・商品のサジェスト状況を知りたい場合は、
検索する個人の趣向が反映されない「シークレットモード」か
検索ワードツールを使用するといいでしょう。
有名な「関連キーワード取得ツール」がお勧めです。
https://www.related-keywords.com/
こちらで調べたいキーワードを検索するだけ。
キーワードを打ち込んで検索したら、すぐ下にサジェストの結果が出てきます。
ちなみに「東京」と検索した時のサジェストは↓です。
Googleサジェストの削除をする方法集
あまりにもひどいサジェストが出てしまった。
ビジネスでは致命的とも呼べる状況です。
サジェストで不本意なものが出てしまった場合、どのように削除していくのか。
その方法を解説していきます。
専門家に依頼
意外と知られていないのが、サジェストの削除を、WEBの専門家に依頼するという方法です。
風評被害が書かれているサイトをリサーチし、システムからサジェスト対策に
アプローチするというのは、WEBの専門家ならではの手法です。
後に紹介する自分で行う場合では、実際に削除申請が通るかどうか、
また、他のサイトにも載っているケース、あるいは、
どのサイトの書き込みが強く影響を与えているかなど、分からないことだらけです。
また、弁護士さんにお願いする場合も、費用面が気になるのと、
名誉毀損で認められるかがポイントとなります。
風評被害の専門家集団RGでは、予算に合わせた対応策のご提案が可能です。
もちろん、秘密厳守・相談料は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
弁護士に依頼する
誹謗中傷などが絡むと、弁護士さんの分野となります。
最近では、WEBの風評被害に対応している弁護士も多く、
こうしたネットの評判トラブルでも頼りになる存在です。
しかし、費用面の兼ね合いや、法律的な視点だけでは削除に繋がらないケースもあるため、
総合的な対応が出来る専門家に、まずは状況を分析してもらうことをオススメします。
Googleに削除申請を行う
会社や個人が、自分の手でGoogleに「サジェストを削除してください」
という申請をすることも可能です。
Googleサジェスト削除はこちらから
https://support.google.com/legal/contact/lr_legalother?product=searchfeature
しかし、この方法は正直なところ、あまりオススメできません。
というのは、90%削除申請は通らないからです。
サジェストを巡って、Googleが他の会社と裁判になったことはありますが、
Google側が負けるケースはごく稀です。
もしも、Googleが訴えられるようなら、今の地位は確立できていないでしょうから。
それくらい、サジェストに正当性があることをGoogle側も承知しているため、
知見や準備がないまま、削除申請をしたとしても、却下の定型文が返ってくる形になっています。
Googleのサジェスト操作でSEO対策を有利に!
サジェストを管理・操作をすることで顧客の獲得が有利になります。
検索ユーザーというのは、基本的に検索したものに関する「購買意欲が高い」ユーザーということができるからです。
検索者が検索したキーワードに関して、きな臭いサジェストが出てきてしまえば心が離れます。
そして、サイト全体のSEOにとってもよくありません。
サイトの俯瞰の評価がサジェストに現れてしまうからです。
サジェストの汚染を払しょくするのは、すべての事業者にとって必要なことになりました。
SEO(検索順位)という観点で言っても、サジェストの汚染は顧客離れにつながります。
まずは入り口となりえるサジェストの対策は今後も適切に取り掛かりたいところです。
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ネットの誹謗中傷・企業イメージの低下
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ネットやSNSでは企業イメージを傷つける書き込みがたくさんあります。
ネットの書き込みや口コミは、
などにつながります。
企業をマイナスイメージから守る手段がない。
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