風評被害はネット上の嘘から始まる!会社が受けた被害例一覧

嘘から会社が被害を受けることがあります。

いわゆるフェイクニュースによる影響は今でも大きいです。

 

世界中で嘘の報道やネットのコメントで被害を受けた人や企業はたくさんあります。

嘘があたかも本当のように報道されてしまうのが、

今のネット社会というわけです。

 

ここでは実際に嘘から風評被害を受けた実例を紹介。

その上で風評被害にどのように向き合うべきかを解説していきます。

記事の内容
  • 嘘が風評被害になる恐怖
  • 実際に嘘から被害を受けた事例
  • 嘘が拡散する理由
  • 嘘による風評被害との付き合い方

 

風評被害は嘘でも実害に!~現代のネット社会の怖さ~

風評被害というのは風評、つまり巷の噂や口コミ、今ではネットの意見で企業が被害を受けてしまうことがあります。

 

実際に困る企業のは後を絶ちません。

なぜなら、嘘でも真実でも被害になるからですね。

 

最近のネット社会の影響とも言えます。

例えば、Twitterのように140文字以下で情報を伝える媒体が生まれました。

そのせいで悪いように評判を書かれたら、それがあたかも真実であるように感じます。

少しの情報でもパワーを持つようになり、その情報を吟味する機会が失われました。

 

なので、風評被害というのは嘘かどうかは問題ではない。

嘘が情報として力を持ってしまったことが問題ということです。

嘘でも真実と判断するのは見る側。

企業は早急かつ的確な判断が求められる時代になりました。

 

嘘から損害に!風評被害を受けた企業と被害例

嘘が招いた噂で被害を受けることがあるのか?

あまり、想像できないかもしれません。

 

しかし、国内の企業でいくつも嘘、フェイクニュースで痛手を受けています

以下では実際にあった嘘の風評被害実例を見て頂きたいと思います。

 

【ケース①】動物園からライオンが脱走

比較的新しい事例をあげるとライオン脱走の事件です。

2016年に起こった熊本地震を受けて流れた嘘、いわゆるフェイクニュースというもの。

Twitterで「地震で脱走したライオンが近くにいる。何とかしてほしい。」

という内容のツイートがされました。

 

そのツイートはリツイートという形で広まり、一時間もしないうちに2万回以上のリツイートをしてしまいました。

実際に一般マスコミが取り上げるほど、悪質なフェイクニュース事件として有名です。

 

ちなみにツイートをしたのは神奈川県の男性。

それが熊本で大騒ぎになるツイートをしたという珍しい事件です。

このツイートを挙げた男性は逮捕されています。

 

【ケース②】福島県産のお米が売れない!

東日本大震災では東北は痛ましい被害を負いました。そして、その余波は数年もの間続くことになります。

 

ここでの被害は原発事故による風評被害ですね。

地震が原因で福島の原発が事故を起こし、放射能が外に漏れたというのは国民全員が知る事実ですね。

 

そこで福島県産のお米が全く売れないという事実がありました。

事故直後であればわかります。

しかし、事故後に検査して問題ないとわかっても「使いたくない」と声高に叫んだ人たちがいたので、その後も福島県産のお米は表に出てこなくなりました。

特に学校の給食は問題でした。

父兄からの強い反対で問題ないにも関わらず、風評を払拭することができないのでお米が使われないというのがしばらく続いてしまいました。

 

【ケース③】マグロ、フラッシュで死亡!

とあるツイートでまたしても動物がらみの嘘です。

Twitterで「マグロはフラッシュに反応すると水槽に衝突して死亡しました

という書き込みがありました。

またしてもリツイートで相当数の人に情報が拡散したという話があります。

 

特に嘘を真に受けやすい中高生がリツイートをしたという話です。

これを受けてある水族館が対応しました。

それが国内最大の「美ら海水族館」です。

 

実際に美ら海水族館にも多くの問い合わせがあったそう。

インタビューの中でフラッシュには影響受けませんという事実を発表しています。

直接、美ら海水族館が名指しされたわけでもありませんが、対応に終われるというハプニングがありました。

 

【ケース④】ピザ屋にライフルで襲撃!

フェイクニュースと言えば、国外はスケールが大きいです。

1つアメリカの事例を取り上げたいと思います。

ネットの書き込みでとあるピザ屋が一部の政治団体と協力して人身売買を行っているという嘘がありました。

 

事実無根の嘘ですが大きな波紋を呼びました。

それを真に受けた人がその件のピザ屋にライフルを持って押し掛けたというのが事件です。

 

ビザ屋は普通に営業をしていただけです。

にもかかわらずライフルで脅されるという悲劇がありました。

アメリカは銃社会なのでフェイクニュースでさえ命の危険に関わります。

 

その他、国内における嘘の風評被害

他にも国内では様々なフェイクニュースが流れています。

例としては以下のような嘘が流れたそうです。

国内で流れたフェイクニュース一覧
  • 「事故」で人が倒れていたのに「殺人事件」にされる
  • 芸能人がその殺人事件の犯人として報道された
  • 地震の影響で京セラドームの屋根が倒壊
  • 有名アイドルとモデルの熱愛報道
  • 北海道でトイレの中で老人が凍死
  • 大雨の被害地で外国人が空き巣を働いている

 

一般的に知られているものは少ないですが、ネット社会では小さいツイートがトップニュースになってしまうことがあります。

嘘により実害を受けたものは小さい事件も含めたらキリがありません。

企業側にこの嘘の吹聴に関しての危機管理能力が求められています。

 

嘘による風評被害|防止・予防の心得

風評被害に対して、何もしないのは愚策。

やはり、どんどん対策を打たなければ被害は広がる一方です。

 

嘘から生まれる風評被害に対して、どのように接していくべきなのか?

ポイントは2つあります。

 

①ネット(風評被害)のプロに相談

企業が風評被害に遅れをとってしまう。

それは多くありますが、なぜ対処が上手くできないのか?

それは企業に風評被害やフェイクニュース対策、危機管理の専門家が存在しないからです。

 

企業もそれを生業にしていなければ対策は不可能です。

プロに頼るという単純なことも思いつかずに、被害を受け入れてしまう企業がいくつもあります。

 

いまだに危機管理や風評被害対策は特定の部署を設けているところはほとんどないです。

それに解決のノウハウもないので、新たに作っても意味がないです。

 

プロに相談をすることが今のところ一番の解決策です。

今ではネットを専門にした風評被害対策をしているところもあります。

そういう企業に一度話を持っていくと得られるものが多々あるでしょう。

 

②迅速に対応

とにかく早期解決、これに尽きます。

なによりも早い解決が求められるということですね。

 

ネットやSNSで怖いことは拡散です。

あまりアクセスのない記事で取り上げられても大した影響力はありません。

しかし、拡散するという過程を経て、目にする人が一気に増えます。

 

1日でも放置しておけば数万人のアクセスにつながるケースも珍しくありません。

 

情報のスピードがとにかく早い。

だからこそ、早期解決が求められるということです。

 

【風評被害の広がり】嘘が拡散されやすい3つの理由

風評被害を受けているところはほとんど嘘によるものが多いです。

というのは嘘のほうが拡散されてしまうという特徴があるからです。

なぜ嘘の情報ほど拡散されてしまうのか?

その理由についてもまとめてみました。

 

①興味性を煽るから

嘘というのは現実ではない。

だからこそ、人の興味を引いてしまうんです。

つまり、嘘情報は面白いということですね。

 

特にネガティブなものの方がポジティブな情報よりも反応がいいです。

 

「○○株式会社がこんな社会貢献をしています」

という情報よりも

「○○株式会社ってかなりブラックらしいよ」という情報の方が見ている方の反応がいいです。

 

そこでアクセスを集めたいブロガーやSNSの人たちが嘘情報を流して拡散させてしまう。

このようなメカニズムで嘘が広がります。

 

②ストレスの捌け口になる

ある種、嘘を流したり拡散することがストレス解消になるのでしょう。

他人を公然と批判をすることで、快楽を得ているというケースもあります。

 

ネットはえてしてストレスの捌け口になりやすいです。

匿名で投稿できるし、拡散するなら責任はありません

愉快犯がちょっとしたストレス発散で嘘を吹聴する。

これがSNSでは特に多いです。

 

③ちょっとした正義感

拡散をする人は何も貶めてやろうという人ばかりではありません。

正義感で拡散をする人もいます。

 

例えば、ライオンやマグロのケースはいやがらせ目的とは言えません。

「気を付けてください!」「危ないですよ!」

という警告の意味でリツイートしている人が多いはずです。

 

嘘をツイートする方もわかっているのか、フェイクニュースほど正義感を煽るものが多いです。

誰しももっている良識をくすぐるのが、嘘をツイートする側の上手いところかもしれません。

 

会社が嘘に対する危機意識を持たなければいけない時代へ

嘘だからどうせ風化する

その常識は現代では的外れかもしれません。

 

上記のように嘘のネガティブ情報が広がる時代。

嘘1つで会社が損害を出してしまうことも大いにあり得ることです。

 

今は会社の一人一人が嘘の風評被害に関して危機意識を持たなければいけない。

嘘が広まってからでは遅い。

常に企業サイドで対策を考えて行かなければなりません。