
プチブームにもなったことがあるまとめサイト。
そのなかでも最も有名なのがNAVERまとめです。
実はLINE株式会社が運営しているサイトです。
そんなNAVERまとめからある問題があります。
それは記事内に特定の企業を貶めるような批判・誹謗中傷の存在です。
「NAVERまとめの記事に困っている!」
そんな人に今回は記事の削除を方法について解説していきます。
Naverまとめとは?
NAVERまとめは利用者も多いので目にしたことがある人も多いでしょう。
いわゆる「まとめサイト」と言われているものです。
NAVERの特徴としては、自分でサイトを解説せずに記事を掲載できることでしょう。
まずはアカウントを登録したらNAVERないの記事を好きなテーマで書くことができる。
管理はNAVERにすべて任せられる。
このライターが沢山いてそれぞれ自由に記事を書いて投稿できるサイトをキュレーションサイトと呼ばれます。
つまり、ユーザーは好き勝手に記事を掲載できるので、悪評や誹謗中傷につながるケースもあるということです。
NAVERはユーザーにとっては簡単に記事が書けるよいメディア。
しかし、書かれる側からすれば思わぬ風評被害の出所でもあります。
なぜ、NAVERまとめの記事は削除が必要?
ではNAVERまとめの記事でどんなことが問題になるのか?
詳しく見ていきたいと思います。
キュレーションサイトの問題点
キュレーションサイトというものは少し前に社会問題になったことがあります。
それは記事の根拠が欠けていることです。
以前、DeNAが運営するキュレーションサイトで、健康に関する記事がほとんど医学的な根拠がなく掲載されていたことがわかりました。
そして、それが問題視されてクレームが相次ぎサイトは閉鎖しました。
つまりキュレーションサイトはほとんど素人のようなライターを集めてしまう。
そして、そんな人たちがなんの根拠もない企業批判をしてしまう可能性があるということです。
簡単に記事が書けてしまう
キュレーションサイト、NAVERの問題点のもう1つは登録すれば誰でも記事が書けてしまうことです。
特にライター経験や資格が必要なわけではありません。
メールアドレスさえあれば、登録して記事を即日投稿できます。
参入しやすいこともあり、記事も何を書いてよくて何を載せては行けないのかわかっていない人も登録してしまいます。
著作権違反などの権利侵害につながることは簡単に想像できるでしょう。
嫌がらせ・なりすましもできてしまう
記事を書く人の個人情報や経歴を精査しないのがキュレーションサイト。
つまり、誰がどの立場で書くのかを本人が好きに決められるということです。
そして、嫌がらせやなりすましで記事を書くケースもあります。
例えば、業界関係者を名乗って、
「○○株式会社は建築の中でもブラック企業である。具体的にはこんなことがあって・・・」
と事実かどうかわからないことが書かれることも。
しかし、嘘でもネットは真に受ける人はいます。特に悪い意見は鵜呑みにされやすいです。
アカウントを削除しても記事は残る
Naverは記事のアクセスを集めることでインセンティブ報酬を得ることができます。
そこで報酬が得られずに辞めてしまう人もいます。
ただ、投稿者のアカウントを削除しても記事は掲載され続けます。
つまり、時が経っても自然消滅することはないということです。
時間が解決することはなく、記事が残り続ける。
これは削除対応をしなければ、悪評がネット上に存在し続けることを意味します。
被害者が能動的に行動を起こさなければ改善はされない。
これも注意点の1つですね。
NAVERまとめ記事の削除方法の一覧
NAVERの記事で被害を受けている。
それならば記事の削除を申請していきましょう。
NAVERまとめのフォームから連絡
口コミサイトやGoogleなどは投稿された記事や口コミに対して削除申請という窓口が設置されています。
質問やお問い合わせ欄から申請ができます。
NAVERにも問い合わせフォームがあります。
専用フォームはこちら。
お問い合わせフォームに必要事項を記入するだけです。
ただ、削除対応の専用窓口ではないので、
何を申請したいのか説明をきちんとする必要があります。
問題の記事の添付データや被害例を張り付けたりして詳細はきちんと説明しましょう。
以下にメール例文を記載しますので参考にしてみてください。
LINE株式会社 ご担当者様
お世話になっております。
〇〇〇〇(会社orお店の名前)の担当者●●と申します。
今回は、NAVERまとめの記事について不適切と思われる表現があり、削除したくご連絡いたしました。
削除を依頼したい記事を下記に記載いたします。
- 記事のURL
- 記事の情報や文章
上記の口コミはガイドラインの○○という部分に違反するものと思われます。
この口コミの公開で、弊社でも経済的に被害を受けております。
投稿の削除対応を依頼できますでしょうか。ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
LINE株式会社が削除してくれないなら?
NAVERまとめが削除してくれない。
そんなときにするべきことは発信者情報開示請求です。
NAVERに削除はともかく発信者を特定させて、個人に削除や賠償請求をするということですね。
ちなみに発信者情報の開示もNAVERに対して行います。
法的処置になるので必要書類を揃えたり、
準備しなければいけないことは多々あります。
弁護士の相談の下、手続きをした方がいいでしょう。
発信者情報の開示は簡単にできるものではありません。
過去には2年ほどかかったケースもあるので、留意しておきましょう。
Naverは一度書き込みをしたものであれば、作成者による編集や削除が可能です。
つまり、特定さえできればその本人に削除を要求して解決できるということです。
裁判にする必要がないという人は本人に削除だけしてもらって、この件は終わりにしてもいいでしょう。
Naverまとめでは削除したあとが問題!
こういったネットからの風評被害は一度解決して終わりではありません。
特にNaverやSNSでは誰でも自由に意見が言える。
だからこそ、書き込みが将来にわたって何度もあると考えた方がいいのは確かです。
ネットの風評被害対策で大事なのは、長期にわたる解決です。
Reputation Guard
ネットの誹謗中傷・企業イメージの低下
司法書士にご相談ください!
ネットやSNSでは企業イメージを傷つける書き込みがたくさんあります。
ネットの書き込みや口コミは、
などにつながります。
企業をマイナスイメージから守る手段がない。
そんな企業・個人の方は是非一度へご相談ください。
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