ミラーサイトは削除できる?対策や対処方法はあるのか?

ネットの風評被害の脅威は多岐にわたります。

ネット掲示板・口コミサイト・検索エンジン。

様々なプラットフォームから悪評を受け、実害を受けることがあります。

 

その中でも脅威がもう1つあります。

それが「ミラーサイト」です。

今回はミラーサイトの危険性と対策についてお話していきます。

 

ミラーサイトとは?

ミラーサイトとはある特定のサイトをそのままコピーしたサイトのことです。

まさに鏡に写したように同じと言うことですね。

 

ミラーサイトは気がつかないだけで実はたくさん出回っています。

中でも有名なのが2ちゃんねるのミラーサイトです。

巨大なネット掲示板は放っておくと情報量がどんどん水増ししていきます。

そこでアクセスを分散させたり、古いものを別の場所に移すことを目的にしてミラーサイトが作られています

 

「ログ速」や「コピペ情報局」は有名な2ちゃんねるのミラーサイトです。

このように大手の掲示板などの内容をそのまま移したようなサイトをミラーサイトと言います。

代表的な掲示板ミラーサイト一覧
  • ログ速
  • みみずん検索
  • コピペ情報局
  • 2ちゃんねるブックマーク

 

ミラーサイトが危険になる理由~削除・対策が必要なのはなぜ?~

ミラーサイトは企業にとって驚異になることがあります。

それにはどんな危険な理由があるのかというところを見ていきましょう。

ログがいつまでも残る

ミラーサイトの存在理由としては、過去のデータを残すというものがあります。

つまり、一度掲示板などに載ってしまったものはいつまでも残ってしまうということです。

 

掲示板はアップデートに伴い、過去の投稿を削除することはありますが、それはただミラーサイトに場所を移しただけ。

一度、悪評や誹謗中傷が乗せられてしまえば、ミラーサイトを通して残り続けます。

つまり、大元の掲示板で風評被害がなくなったとしても意味がなくなってしまうということ。

 

悪評の拡散

ミラーサイトは掲示板と内容は同じでも掲載場所は異なります。

つまり、一度の投稿が2つの場所で存在することになります。

ミラーサイトは1つとは限りませんから3つ4つということも考えられます。

 

ミラーサイトの数だけ情報が拡散してしまうということですね。

もしも、大元の掲示板などで誹謗中傷が書き込まれてしまった場合、たくさんの場所でその投稿が公開されてしまうことになるでしょう。

 

ミラーサイトの削除はできる?【2つの削除パターン】

ミラーサイトは削除することはできるのか?

サイトそのものの削除は難しいでしょう。

企業が運営しているようなサイトでは当然、ミラーサイトも大事な情報発信源でもあります。

管理費も運営費もかかっています。

 

そんなサイトで「迷惑だから削除してください!」と言っても基本的には聞き入れてくれません。

ミラーサイトの中の1つの投稿を削除するということならまだ可能性はあります

それならば、交渉次第では運営者も聞き入れてくれることでしょう。

 

ただ、ミラーサイト自体を削除するのは現実的ではありません。

よほどの社会問題になったら閉鎖されますが、特定の企業の悪評が載っただけなら法的処置も難しいです。

ミラーサイトで企業イメージが傷ついている会社には残念ですが、ミラーサイトの削除はよほどの大事にならないと現状は無理だと言えます。

①お問い合わせフォームから

そうはいっても削除できるケースがあります。

それは、ミラーサイトが削除対応をしているときです。

問題がある書き込みがあれば、「教えてくれれば削除しますよ」というスタンスを取っているミラーサイトがあります。

 

そのサイトにはお問い合わせフォームが設けられています。

そのお問い合わせの窓口から「悪影響を受けているから削除してほしい」と連絡をすることで応じてくれる可能性があります

ミラーサイトは基本的に管理を頻繁にしないので、可能性は薄いかもしれませんがお問い合わせしてみる価値はあります。

②弁護士に相談して法的処置

違法性の伴う書き込みはミラーサイトでも削除する可能性があります。

当然、訴えられたくはないでしょうから削除に応じるでしょう。

その時は弁護士を通して、削除を依頼するという方法があります。

 

弁護士はネットの風評被害での削除要請ができます。

基本的に弁護士以外に法的な視点で削除依頼をすることはできません。

個人情報や名誉棄損に該当すれば、弁護士が委託を受けて削除の交渉をします。

違法性が伴うことが大前提なので、通用しない書き込みも多々あるので注意です。

個人の特定はミラーサイトでは無理!

法的処置では「発信者情報の特定」という手段があります。
しかし、ミラーサイトで個人の特定は不可能です。

ミラーサイトは元のサイトからコンテンツを映しているので、
発信者のログが残っていません。
元のウェブサイトがないのであれば、追跡する手段が残されていないのは覚えておいてください。

ミラーサイトへできる対策とは?

ミラーサイトの削除は難しい。

かといって放置しておけば企業のイメージダウンにつながる。

なら、ミラーサイトに対して対策をするしかありません。

ミラーサイトの被害をおさえるためにやるべきことをご紹介していきたいと思います。

悪質な投稿だけでも削除する

ミラーサイトそのものは無理でも、企業にとってマイナスの投稿だけでも削除しておきたいところ。

ミラーサイトに対して該当する書き込みの削除依頼をしていきましょう。

 

大抵、お問い合わせフォームや削除依頼の問い合わせ先があります。

各々のプラットホームで削除依頼をしていくべきでしょう。

 

削除が対応してもらえなかったり、条例違反になる書き込みがある場合、

弁護士の介入ももしかしたら必要になるかもしれません。

ですが、弁護士は予算がかかったり、裁判の時間を割かなければいけません。

極力自社で解決するに越したことはありません。

すべてのミラーサイトをチェック

ポイントとしてはミラーサイトをチェックをしていくことでしょう。

1つのミラーサイトで書き込みを見つけたら、ほぼすべてのミラーサイトで見つかる可能性があります。

ミラーサイトだけではなく、大元の掲示板サイトもチェックが必要ですね。

検索順位からの排除

GoogleやYahoo!の検索結果から排除していくという方邦があります。

これはウェブのシステムを利用した技術的な方法なので外部の助けが要ります。

 

掲示板やコピーサイトは検索結果で上位に出てきてしまうから問題になります。

それが検索結果に反映されなければ、風評被害も押さえることができるというわけです。

 

しかし、素人が検索順位に手を加えようとすると、ペナルティが発生したり、状況が悪化する可能性があります。

この方法ならば専門家に全て任せた方が無難です。

 

自社サイトのミラーサイトが作られる危険性

ミラーサイトにおけるもう1つの懸念材料。

それは自社サイトのミラーサイトが作られてしまうことです。

 

コピーサイトとも呼んだりします。

ミラーサイトは自社のものを作られてしまうとアクセスや信用の問題でよくはありません

ミラーサイトが自社のものを使われた場合以下のものが危険としてあります。

コンテンツの評価の低下

ウェブコンテンツは独自性も評価されます。

もちろん、ミラーサイトはGoogleやYahoo!におけるペナルティの対象です。

 

ですが、ミラーサイトだけが評価を下げるわけではないケースがあります。

ミラー元のサイトも重複コンテンツとして見られて、検索順位が下がる可能性があります。

検索順位が下がるとアクセスが激減し、売り上げにも響くことは間違いないでしょう。

アクセスの分散

単純にミラーサイトが作られることによって、アクセスが分散します。

ネットのユーザーからすれば、必要な情報が手に入ればいいわけです。

 

つまり、どこのサイトから得ても同じ情報。

なので、ユーザーがミラーサイトのほうに流れてしまうことが予想されます。

ミラーの方がもしかしたら評価されてしまうケースもあります。

 

自社サイトのミラーサイトへの対策【2選】

ミラーサイトには自分のコンテンツやサイトを複製されてしまう。

そんな被害もあります。

もちろん、ミラーサイトに対してノーガードは頂けません。

企業のサイトを守るためにできる手段があります。

①SEO対策をあらゆる角度で!

検索順位の施策をする、いわゆるSEO対策をしっかりすることが大事です。

そのなかでも自分のミラーサイトの順位よりも下にあるならば、逆SEOが必要かもしれません。

 

SEOが検索順位をあげる行い。

SEOは検索順位を下げるものです。

もちろん、自社ではなくミラーサイトの順位を下げるために使うものです。

 

逆SEOは既に風評被害対策で実践されているテクニックです。

これは確実に専門家でなければ難しいので、プロの手による対策をオススメいたします。

②コンテンツを見直す

ミラーサイトの順位を下げるのも大切ですが、自社サイトのコンテンツを見直すこともやっておきたいです。

 

なぜなら、アクセスの低下が外部のせいだけとは限らないからです。

より高品質なコンテンツを求められているということかもしれません。

ミラーサイトと比べて差別化を図る必要もありますから、一度自社コンテンツをじっくりと見直してみるのも立派なミラーサイト対策です。

 

ミラーサイト対策は2つの視点から

ミラーサイトの対策は主に2つの視点から行わなければなりません。

  • 1つは掲示板のミラーサイト
  • 2つは自社のミラーサイト

どちらの場合もネットにおける評判に傷をつけるものです。

いずれにせよ、被害が見つかり次第、急いで対策をしていく必要があります。

 

ミラーサイトはどこの会社にもありえること。

各会社がアンテナを高くして対策をしなければなりません。