
度重なる企業の炎上事件。
これが現代社会、SNS社会の闇でもあります。
実際に口コミやツイート一つで窮地に立たされる会社は後を絶ちません。
くだらない誹謗中傷でも1つの会社をピンチに追いやることは現代にはあるんです。
ここではSNSやブログで企業イメージが傷ついたり、倒産に追い込まれたり、
そんな風評被害の実際にあった怖い話を紹介していきます。
【本当にあった会社の怖い話!】風評被害の事件簿
実際に風評被害を受けた会社はどんな事件に巻き込まれているのか。
そして、どんな事件を起こしてしまったのか。
過去の事例を見て学んでいきましょう。
代表的な事例をここでは4つ取り上げていきたいと思います。
事例①Googleにケンカを売った会社
ある情報商材系の会社が受けた風評被害があります。
情報商材系というのは、いわゆる「稼げる系」の商材を扱っている会社や個人のことですね。
転売やアフィリエイトといったネットビジネスの教材の販売をしている会社です。
正直な話、情報商材を扱う会社というのは叩かれやすいです。結果を100%保証していないし再現性も高くありませんしね。
そんな事業を続けていた「企業A」がとうとうGoogleのサジェストで「詐欺」「騙された」というキーワードが乗ってしまったんです。
そこからというもの商材の売り上げは急激に下がり、会社の評判もガタ落ちになりました。
その会社はGoogleに対して裁判を起こして、口頭弁論までしたくらい揉めた事件です。
Googleの主張としては、「その会社へのコメントのキーワードを集計して出しているから、サジェストだけで風評被害とはいえない」というものです。
実際に企業Aは国民生活センターへ年間20件以上のクレームがくる問題のある会社だったので、泣き寝入りをするしかありませんでした。
自分たちで蒔いた種とはいえ、風評被害で終わってしまった会社の典型的な例ですね。
事例②チロルチョコ拡散事件
Twitterの恐ろしさを知る代表的な事件、チロルチョコ事件も耳に新しいです。
SNSの拡散の威力を世間や企業が知ったほどのインパクトのあった事件ですね。
チロルチョコはコンビニにも売っているあの有名なチロルチョコです。
チロルチョコに芋虫が混入しているというショッキングな画像とともにツイートが出回りました。
ツイート時間から束の間、リツイートに次ぐリツイート。
合計のリツイート数は1万回にものぼるほど拡散していきました。
しかし、チロルチョコ側は危機的状況の回避に成功しました。
問題になった画像を分析、製造日と芋虫の成長状態を確認。
公式のツイッターで「製造日と芋虫の状態から工場ではなく家庭内で混入した可能性が高い」ときちんと調べた上で回答をしました。
結果として企業のブランドイメージは傷つくことなく、逆に問題のツイートをしたアカウントは閉鎖。
企業の危機管理能力の大切さを思い知る事件でした。
しかし、衛生管理をきちんとやっているにもかかわらず、こんな騒ぎになってしまうことがあります。
もしも、対応を間違っていたらと考えると恐ろしいです。
事例③ビザ屋|バカッターで倒産!
ツイッターでおバカな投稿をする人たち。
通称「バカッター」によって風評被害を受けている企業はいまだに多いです。
バカッターというのは、従業員がバカなことをして浮かれた様子を動画やら画像やらでツイートすることです。
学生のバカ騒ぎのようなものです。
しかし、軽くやっているつもりかもしれませんが、このネット社会では甚大な被害になることも・・・
このバカッター事件は何を引き起こしたのか?
ズバリ、会社の倒産です。
国民規模で有名なピザチェーン店であるアルバイトの女性が衛生面が疑われるような動画を配信しました。
床に寝そべったり、冷蔵庫に入ったり、ピザ生地を投げて遊んだり・・・
当然ツイッターに投稿しているので世間にも広まりました。
会社は黒字だったにもかかわらず倒産し、負債額は2憶を超える大損害になりました。
同じような被害をスシローも受けており、最近裁判に発展したことは耳に新しいです。
事例④デマ情報で炎上した動物園
最近、フェイクニュースの問題もニュースで取り上げられていますよね?
全くのデマ情報でも真実味を帯びた情報は簡単に信じられてしまいます。
そんなでも情報ですら会社をピンチに陥れることができる時代です。
ある地震が起こった日、ツイッターで「地震で檻が壊れて○○動物園からライオンが逃げた!」というコメントが出回りました。
これも瞬く間に拡散して、当該の動物園には確認の電話や問い合わせが殺到したそうです。
当然デマなんですが、動物園は対応に追われたり、信用は幾分か傷ついたことは間違いありません。
やるせないのがこれが事実無根の嘘だということですね。
まじめに運営していた動物園は本当に損じ貸していないという事件です。
フェイクニュースはある種「いったもん勝ち」という風潮があります。
その時に迅速に対応して事態を収拾できるか?
その能力が今、すべての企業や団体に求められていることかもしれません。
炎上・誹謗中傷は他人ごとではない!!~各々が対策を~
こうしてみると炎上事件には、企業の活動と因果関係がないところから怒ることもあります。
第三者やライバル会社の関係者が故意に貶めるということもあり得ます。
いつ何時、自分たちのビジネスが足をすくわれるのかわからない時代です。
我々は今、本当に怖い社会で生きていることを自覚するべき時です。
記者会見などでよく言われていますが、危機管理能力というのが今の企業にはマストで求められます。
いざというときに対応できないと、会社倒産の危機を迎えることになるでしょう。
誹謗中傷の就職はプロに相談するのが一番です。
当サイト、RGでは誹謗中傷に悩む企業の方の相談に随時乗っています。
上記と似たような事例にお困りの方はメールにてご相談ください。
Reputation Guard
ネットの誹謗中傷・企業イメージの低下
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ネットやSNSでは企業イメージを傷つける書き込みがたくさんあります。
ネットの書き込みや口コミは、
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