
企業のイメージはもはやネットの世界が一番影響されるでしょう。
SNSなどで簡単に情報発信ができるので、よくも悪くもネットで評価をされます。
口コミサイトからの評価も含まれます。
最近、影響力を増してきたEPARKの口コミへの対応について今回は解説していきます。
良くない口コミ、批判口コミが掲載されたときにお店や企業はどのように対応していくべきか?
口コミの削除やその他の対応方法について詳しく解説していきます。
EPARKの口コミ削除と修正は可能か?
EPARKでは口コミの削除と修正は可能です。
一度、掲載されたものでも、まだ対応をしてくれます。
実際に掲載されたものは手を加えられないと明記しているところもあります。
EPARKではチャンスを設けられているので、まだ解決のしようがあります。
都合の悪い口コミが掲載されたお店や企業はご安心ください。
今後の対応次第で口コミの削除が可能かもしれません。
EPARKでの口コミ【2つの削除方法】~削除依頼をする相手~
実際に口コミで困ったらどのように対応すべきか?
削除方法について解説していきます。
EPARKでは2つのパターンで削除依頼ができます。
①書き込みをした本人に削除のお願い
まずは口コミを書き込んだ本人に当たることです。
これは特定できればの話なので、不可能ならもう1つの手で解決しましょう。
顔見知り程度の関係の人であれば、直接もしくは人づてでお願いできる可能性があります。
もちろん、書き込んだ人は不愉快な気持ちを持っていますので、お詫びと同時に削除のお願いをするほうが望ましいです。
これは書き込んだ人と連絡が取れなければいけませんが、できることならやっておきたいです。
本人のほうが削除するのが楽なので、手間はありません。
②口コミから違反報告
第三者が口コミを削除する方法は1つしかありません。
口コミの違反報告をすることです。
口コミには必ず違反報告をするというボタンが設定されています。
ここをクリックすれば、EPARKの担当者が違反かどうかをチェックします。
- 違反にあたる書き込み=削除
- 違反に当たらない書き込み=残留
EPARKの判断次第なので、違反報告後はそのまま待つしかありません。
あくまでも違反をチェックするだけなので、
削除されない可能性は大いにあるのでご注意ください。
違反行為はEPARKではきちんと定義されています。
以下の特徴がある書き込みは違反報告後に削除されます。
EPARKで削除される口コミの特徴とは?
- 利用をせずに口コミを書いているもの
- 他人に成りすましたもの
- 第三者に対する誹謗中傷、名誉毀損又は信用毀損に該当するもの
- 著作権、商標権、肖像権、プライバシー権を侵害するもの
- 選挙、宗教、ネットワークビジネス、出会いを目的にしたもの
- コンピューターウイルス等を含んだもの
- 広告や宣伝を目的としたもの
- 掲載施設の評価や評判を不正に操作する(やらせ口コミ)
- 事実ではない、具体的な根拠や証拠ない批判
- 掲載施設の私的な抗議でトラブルを起こす目的のもの
- EPARKと掲載先の嫌がらせを主の目的にしたもの
- その他法令、公序良俗(わいせつ、卑猥な内容など)に反する内容
- その他、EPARKが不適切と判断した内容
ただ、いずれにせよ、EPARKが口コミをどう判断するかで決まります。
基本的に削除の対応は後ろ向きなのですが、
依頼をしなければ始まらないので、連絡はしておきましょう。
EPARKの口コミ削除が難しい3つの理由
EPARKの口コミは削除は困難を極めます。
違反に該当しなければ削除はおろか修正すらできません。
また、強制的な方法もとれないです。
その理由についてもお伝えしておきます。
①口コミの信頼性を保つ
口コミを削除するのを簡単にしていたら、そもそもサイトとしての信頼性に関わります。
ユーザーにとってはもちろん、悪くても正直な口コミがあったほうがいいのは確かです。
よってEPARKでは口コミの削除をかなり制限しているのでしょう。
あくまでも「ユーザーのためにあるサイト」というところが削除の困難さが伺えます。
以下の画像のEPARKのスローガンを見てもわかります。
②審査を事前に儲けている
事前審査というものがあることに、口コミ削除のハードルの高さがあります。
EPARKは口コミが掲載される前に必ず審査をしてから公開。
これはEPARKのどのジャンルでも変わりません。
審査を通しているということは、口コミを見てNGな内容や表現をあらかじめチェックしているということです。
つまり、そもそも修正や削除が必要ないから公開に至っているということです。
ただ、事前審査で全てを見通せるわけではないから、削除のチャンスは与えている。
ということでしょう。
元々、削除申請が通らない可能性のほうが高くなっています。
③法的処置が通らない可能性が高い
削除したい会社で法的処置を最終手段に持ってくるところは多いと思います。
しかし、EPARKで法的処置はかなり部が悪いと思われます。
それも事前審査が関わるのですが、審査をしているということは法的にNGな表現に目を通していることになります。
裁判に踏み切ったとしても違法性を問うことはよほどのことがなければ厳しいのでしょう。
仮に発信者情報の開示を請求するとしても、手続きで30万円~100万円ほどかかり、その後の裁判での費用も考えると割に合いません。
EPARKで口コミを削除できなかったときの対応
EPARKで依頼をしたところ、削除ができなかった。
だとしても落胆するのはまだ早いです。
削除はできなくても口コミのパワーを減らす方法もあります。
2つの対応パターンをご紹介していきます。
①ページをGoogleの下位にする
EPARKは直接訪問するよりも検索エンジンを間にして訪問することが多いです。
例えば、Googleで「●● 評判 or 口コミ」と調べたときに、検索ページの上の方にEPARKが出てくる。
そして、悪い口コミがかかれているページを見てしまう。
このパターンが非常に多いでしょう。
それならば、悪い口コミのページを下位にすることができれば、口コミを見る人は少なくなり、企業イメージを守ることにも繋がります。
検索結果を変える施策はプロフェッショナルの力を借りなければ難しいでしょう。
もしも、検索結果で良くないというのであればRGの専門家にご相談ください。
②良い口コミを増やしていく
最終的には地道に良い口コミを増やしていくのが一番です。
悪い口コミが1つあっても良い口コミが大半を占めていれば、信頼性にさほど影響はでないでしょう。
良い口コミを増やすためには熱心なプロモーションやサービスの無償提供などもするといいです。
かなり予算のかかる方法ではありますが、口コミを貰うのはやはり簡単なものではありません。
モニター料金にしたり、キャンペーンをはじめてお客さんを増やし、最大限のサービスをする。
これぞ、良い口コミを増やす鉄板パターンです。
Reputation Guard
ネットの誹謗中傷・企業イメージの低下
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ネットやSNSでは企業イメージを傷つける書き込みがたくさんあります。
ネットの書き込みや口コミは、
などにつながります。
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