
もう一つの検索大手と言えば、Yahoo!です。
インターネット黎明期に圧倒的なシェアを誇っていたYahoo検索。
シェアは減りつつありますが、現在も健在です。
Yahooにも当然サジェスト機能があり、Googleのサジェスト同様、そこにネガティブワードが上がってきたら、要注意です。
そんなYahoo!サジェストで悪評が出てしまっている時の対策を解説していきます。
- Yahoo!サジェストの基礎知識
- Yahoo!サジェストの削除方法
- Yahoo!サジェストでのベストな対策
Yahoo!サジェストとは?
Yahoo!サジェストというのはヤフーで検索した際に出てくるキーワード。
正式には「検索補助機能」と言われているものです。
検索したいキーワードと関連性の高い、もしくは検索頻度の多いキーワードをあらかじめ表示してくれます。
サジェストで出てくるものというのは、基本的に多く検索されるキーワードです。
そのため、サジェストで出てくるキーワードは、元々検索しようとしていた言葉よりも、より的確なワードとして、そちらを選択する確率が高いということです。
では「サジェストがどのような問題に繋がるのか」という点も知っておきましょう。
Yahoo!サジェストによる企業のイメージダウン
Yahoo!のサジェストが、企業のイメージダウンに繋がるケースもあるということです。
例えば、自分の企業やサービス名を調べて、サジェストに「詐欺」「ブラック」「嘘」みたいなキーワードが出ている場合です。
一定数のユーザーは、ネガティブワードのサジェストを見ると、そのHPに訪問すらしません。
つまり、企業側から見ると「実際はどうなのか」ということを確認することもなく、悪いイメージだけでHP訪問の機会を失うのです。
Yahoo!サジェストは消せるの?【代表的な対策】
ヤフーのサジェストで出てくる、ネガティブなキーワード。
頭を悩ます種ではありますが、どうしていいか分からないというのが実情ではないでしょうか。
Yahoo!のサジェストは、削除できます。
やり方としては、大きく分けると2種類あります。
- 削除業者に依頼をする
- 自分で削除をする
この2パターンです。
①専門家に依頼をする
最も確実かつ、期間を短く済ませるのは、専門家に依頼することです。
サジェストの削除は、風評被害対策に特化した専門家でないと難しい分野があります。
Webの領域や法律の領域などから、ベストな解決法をご提案いたします。
Yahooサジェストに関しては、外部からのテコ入れで削除をすることが可能です。
しかし、Yahoo検索のアルゴリズムを熟知していなければいけません。
そのためにプロの手によって解決することが望ましいです。
②個人・自分での削除申請
個人でサジェストの削除を行う場合は、Yahoo!の削除申請画面から削除依頼ができます。
- 検索画面のURL
- 削除したいサジェストワード
- 削除したい理由
などを入力して申請をしたらヤフーからの回答を待つ、という流れで行います。
ただし、申請しても却下されることがほとんどです。半分以上の申請は通らないと言われています
さらに、一度却下されると再度申請は難しいです。
非常にリスクがあるため、ご自身で削除依頼申請を行う場合は、十分な下調べをお勧めします。
③他のサイトへ削除依頼をする
目につく範囲で「ネガティブキーワード」をばらまいているブログやHPがあるかもしれません。
そこにコンタクトを取って、コンテンツの修正や削除を依頼するのも手です。
例えば、「○○株式会社はブラック!?」というタイトルで記事があるとします。
実際には「そうではないよ」という中身でも「ブラック」というキーワードで印象が悪くなります。
皆が皆、記事の中身を熟読するわけではないので、誤解を生んでしまうことになります。
紛らわしいキーワードで書いている記事があれば、
運営者やプロバイダに連絡をして修正をお願いしてみましょう。
Yahoo!サジェストはどこからくる?悪評の出どころ
Yahooサジェストで、ネガティブワードが上がってきた場合、周りの状況にも影響を及ぼしている可能性があります。
一例を上げてみましょう。
他社サイトからの影響
自分達のメディアだけではなく、他のメディアからの影響を受けている可能性があります。
例えば、有名口コミサイトでのコメントの影響力は無視できません。
- グルメ系 【ぐるなび】
- 就職系 【転職会議】
- 美容系 【@Cosme】
- 全般 【Amazon】
など上記のような利用者の口コミを掲載するサイトは今はかなりあります。
その口コミからキーワードを読み取ってサジェストに出てくる。ということです。
つまり、口コミサイトなどで悪く言う口コミが多いということがわかります。
ブログ・SNSなどの投稿
ブログ記事やSNSでのコメントも大きいです。
これらは検索結果としてでてきますので、そこからネガティブワードを拾っている可能性が高いです。
特に、ブログやSNSでは、誰でも気軽にコメントが可能です。
ライバル会社の嫌がらせという可能性も無視できません。
インフルエンサーの存在
影響力の強さを考えると、インフルエンサーも無視できません。
Youtuberなどで企業批判を生業にしている人に目をつけられてしまったら、
拡散をすることも増えて、マイナスイメージを持つ人がたくさん出てきます。
巷に広がるキーワードを拾っていることから、サジェストにも反映されます。
トレンドになって一気に悪評が広がって、サジェストのキーワードにネガティブな言葉が出てきてしまうこともあります。
Yahoo!検索の利用率
圧倒的シェアを誇っていた一時期から比べると、Yahoo!検索のシェアは落ちましたが、現在も根強い人気があります。
数字としては、どれほどの利用率があるのでしょうか。
順位 | シェア(%) | |
1位 | 75.74% | |
Yahoo! | 2位 | 14.92% |
Bing | 3位 | 8.69% |
順位 | シェア(%) | |
1位 | 74.66% | |
Yahoo! | 2位 | 24.47% |
Bing | 3位 | 0.33% |
参考:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan/
Googleがダントツでトップのシェア。
しかし、Yahoo!検索ユーザーが全国で2~3割近くもいます。
つまり、日本人の2割は、ヤフーのサジェストを当てにしていうということです。
2割というのは、放置するにしては、やや大きい数字ではないでしょうか。
さらに、Yahoo!では検索エンジンのアルゴリズムがGoogleと同じものを使っています。
Yahooで影響が出ていれば、シェアナンバーワンのGoogleにも影響が出ている可能性があります。
いずれにせよ、サジェストの対策は必須事項になります。
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